公開日 2015年09月26日
平成27年9月15日(火)14:30より三鷹市公会堂さんさん館3階多目的室に於いて三鷹市老人クラブ連合会主催の「健康長寿講演会」が開催されました。この講演会は会員の他一般市民枠を設け63名ほどの受講者で会場は一杯になりました。
今回のテーマは「腎臓病にならないために~糖尿病予防」で杏林大学病院医学部第一内科教授の要伸也先生をお招きして詳しく分かりやすく説明して頂きました。併せて管理栄養士の小田浩之先生にも「腎臓病にやさしい食事の基本」について解説して頂きました。
主な講演内容は腎臓のある場所、構造、働き、そして腎臓病とは腎機能の低下は腎不全、蛋白尿がでるとネフローゼになります。又腎機能が極端に低下すると腎不全から透析に至るそうです。腎臓病には急性と慢性があり慢性腎臓病患者数が多く1300万人(日本人の8人に1人)年々増加しています。症状としてはむくみ、夜間尿、検尿の異常(蛋白尿、血尿など)尿の泡立ち、高血圧、疲れやすさ、息切れ、背中の痛み(結石、感染のとき)があるそうです。進行しないと症状が現れにくいので要注意です。検診などで異常があったら早く専門医に診てもらう必要があります。とにかく我々高齢者にとってはとても怖い病気ですので早く異常を見つけ透析にならないようにしましょう。
会場は最後まで熱心に先生のお話しを聞いていました。帰りにはお土産まで頂きとても有意義な講演会でした。
健康長寿講演会の様子
高橋会長挨拶
杏林大学病院院長の挨拶
杏林大学病院第一内科要教授の講演
杏林大学病院小田管理栄養士の講演